新海誠『言の葉の庭』2013

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小品。

新海誠監督って、なんていうか世界が狭い。

残念ながら、パワー溢れる、

野心的な監督ではない。

これから期待できそうにない。

 

いつもの新宿。

いつもの放課後の教室カット。

いつもの鳥の飛翔。

いつもの電車。

全く拡がりのない話。

だから納得の46分。

それ以上の内容・長さの話はつくれそうにない。

 

短いから悪い作品ということは決してない。

短くても素晴らしい作品はいくらでもある。

この作品も、雨の描写や見せ方については、

とても工夫しているし、美しい。

しかし、内容があまりに空っぽすぎる。

いい加減すぎる。

人物の性格や状況が、

行き当たりばったり的な設定に感じられて仕方ない。

 

必然性を感じないストーリー。

いかにも御苑の近くに住んでいて、ふっと思いつきました、

レベルの話。

もっとレベルの高い物語を期待していた。

 

作りたいから作ったではなくて、

作らざるをえないから作った、

収まりきらないけどなんとか90分に詰め込んだ、

みたいな話を私は切に望んでいる。

かつての『風の谷のナウシカ』のような。

 

日本の長編アニメ界の未来はちょっと暗いと思う。

 

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